合気道の稽古で取り得たこと

 

諏訪道場 真田武史

 

 私が諏訪先生の元で合気道の稽古を始めて早や10年が経過し、技の上達はまだまだ未熟ですが、日々実感し得難いものだと感じていることが大きくは2点あります。

 

 1点目が「心と体の回復」です。平日に仕事や人間関係で疲労したり行き詰った考えが頭から離れなかったりという状況にしばしば陥ることがありますが。稽古中に先生に教えられたことを懸命に反芻しながら技を掛け合うことで大量の汗をかき、帰りには心地よい疲れの中でなんともいえず高揚していることに気づきます。稽古に没頭し、楽しみながら体を動かすことは一週間の中で私にとっては大事な心と体をリセットする習慣となっており、普段の生活にも非常に良い影響を及ぼしています。

 

 2点目は「受けの大切さ」です。現在も審査へ向けて稽古を重ねていますが、技を覚えるためには教えてもらう相手、受けをとってくれる相手が必ず必要です。それぞれに忙しい時間を割いて、教え相手をしてくれる道場の先輩や仲間の方々には本当に感謝していますし、自分もそうありたいと感じさせられます。

 

一方で普段の生活の中では一人で何でもできるという傲慢さが、ふとした瞬間に顔を覗かせることに気づくことがあります。そんなときには、合気道の稽古を通じて日々感じている相手(他者)の大切さを意識することで自分を戒めています。

 

「相手を尊重し理解しようと努めること。」今後も合気道の稽古を通じてこれを少しずつ身につけていくことが出来れば、私にとって間違いなく大きな財産になると考えています。

 

 

 

最後に、技も理解も未熟な私を熱心にまた楽しく教え続けてきてくださった諏訪先生に大変感謝をしております。

また皆様と楽しく稽古することを細くとも長く続けていきたいと願っております。引き続きよろしくお願い致します。